こんばんは、ひかるです。梅雨の時期に入り外に出掛ける事が少なくなったので最近本を読んだりする事が多くなった。
その中でホリエモン、ひろゆき、など未来を見据えて行動する人達の話に共感する事が多かった。
私が気になった部分をがいくつかあったので感想が気になった。
働き方改革 終身雇用制度
会社に入ってから定年までずっと同じ会社で働く人は極わずかになるらしい。主審雇用は昭和~平成の時代まではそれが通用したが、もうそんな時代はとっくに終わっているという。今は大手企業でも倒産したり合併したり様々な手法で生き残っている!
大手企業だから安泰という概念は払拭した方が良いと私も共感した。
例えば、通信業界だと国内最大大手の電々公社(NTT)も分社化し、覚えきれない位の数の子会社が沢山ある。
NTT 組織は約30万人がこの日本にいる。通信で天下のNTT(電々公社)と言われたが独占禁止法により1997年に分社化。メインの電話も衰退しており頼みの綱の携帯電話事業は、近年は格安simなどの影響もあり危うい。
日本電気(NEC)なども同じで約11万人全国にいるが同じく細分化しており子会社の数も沢山ある。
NTT,NECなど株式本体勤めの方はまだ良い方と思う。政治的なルールを決めたり予算を決めたり株主だったり実際の舵を取って仕事をする。天下りもあり子会社の役職についたりもできる。
更には、実態として細分化が進んでしまうと業務を子会社に依頼してばかりで実際の作業は自分では何も出来ないSEなどが誕生する。仕事の本質を失ったパターンだ!
詳細は下請けや子会社に投げる。たまに子会社が不甲斐ないと脅しをかける。更にその子会社も下請けに対して詳細を投げる。これが末端の下請けまでいくと、ほぼヤクザと変わらない。
また調整していると、自分が出来ると錯覚をしてしまう人もいる。作業調整やっているだけは何も成長しないのだ。自分で手を動かし汗をかかないと!
自分では実際作業が出来ないのに、出来る気になった勘違いだけはしてほしくない。
私も冠企業に在籍していた事はあるが、名刺なども冠がついていて立派に見える。しかし実際に別の企業に転職してみると、よくわからない中小企業の方が待遇も良かったりする。
昔は、冠企業の冠にすがりついていただけだった自分もいた。仕事は年々つまらなくなり、疑問に思うことも多々あった。しかし、冠企業だしこれ以上立派な会社には自分には就職出来ないかもしれないと思った事もあった。冠外した時に自分には何が出来るのかと考え直した時がある。
「調整や資料作り、これがホントにやりたかったことなのか?」
「今の仕事辞めた時に、誇れる技術はあるのか?」
1度自分の仕事について問いただして頂きたい。自分一人の力でどんな事が出来るのか見つめ直してみた。プログラミングが組めるのか?ネットワークが組めるのか?ホームページ作成が出来るのか?インフラの構築やトラブル対応が出来るのか?
大事なのは、もし現在の会社から離れても自分の力で何ができるのか?何も大して出来ないと思った方は危険。
もう終身雇用は約束されていない。個の力を見つめ直してみよう。
IT業界だけではなく銀行などの金融業界も同じである。かつて日本トップクラスの銀行3社 第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行 も合併、吸収を繰り返し現在のみずほ銀行となっている。
どの企業でも同じだが合併したりすると今まで積み上げたものが無くなる恐れがある。昇進間近で評価がリセットされたり親会社から天下りもあり、いきなり来た人が上司になったりする。
更には人工知能AIの登場、新しいテクノロジーの登場により企業の人員削減はリーチがかかっている。
働き方改革 リスク対策
上記では会社は倒産、吸収、合併を行なうというリスクがある。もしリスク回避し仕事を一生懸命頑張って昇進して会社にずっと残れたとしたら、それはそれで素晴らしい。会社にすがりつけたのだから。
しかし、会社にすがりつけた所で所詮はイチ企業。国の施策には敵わない。例えば、1990年代頃まで定年退職年齢が60歳が普通だったのだが、現在はほぼ65歳まで働く人が多くなっている。
何故そうなったかというと、高齢化社会による貰える年金の減少。高齢者雇用安定法による国の法改正で年々と定年年齢も引き上がってきている。
「60歳で会社退職しちゃえば良い」と思う人もいるかもしれないが、お金に対する不安があると辞められない。60歳で辞めてしまうと損したり不安になるような仕組みで国の法改正も会社の給与形態も変わっていく。
もしかすると今の20代の人達の定年退職は、将来80歳くらいまで引き上げされているかもしれない。これは現実的な話で今でも70歳引上げの議論も出ているようだ。
会社にすがりついて偉くなっても80歳まで働きたいか?と言われると私はNOだ!もし、80歳で杖ついて腰が曲がって満員電車で出勤しているのを見ると私は「そんなに働かないでくれお爺さん」と思ってしまう。
1つの会社に残れても、高齢化社会による国の法改正リスクも考えて生きよう!
働き方改革 将来に向けて
会社がずっとあるかもわからない、ずっといれたとしても定年退職が引上げになったら何処にも逃げ場がない。
ホントに自分が80歳までこの仕事が好きで続けられると思う人なら問題ない。
1つの仕事に依存するのは辞めて、ビジネスを始めよう。株でも仮想通貨でも不動産でもブログでもYouTuberでも自分が興味のあるアルバイトでも仕事でも!
また肩書きは別に1つでなくてもよい。銀行マン兼ブロガー でも 建築業兼農業 でも プログラマー兼youtuber でも 大工兼投資家でも何個でも肩書きを持って良いのだ。
1つの仕事にとらわれず趣味も教養もたくさん学び少しずつでも繋げていきましょう。
0から初めていきなり100にはならないので0から1、1から2と段々出来る事を増やせば自分の中で広がりが見えてくる!
いきなり転職するのも「こんなはずじゃなかった」「思い描いていた事と違う」となったりするので、まずは休日や帰宅後に少しずつ学んで教養を増やしましょう。
教養が増えたら、片足突っ込んでみましょう。そうすれば自然に慣れて順応していきます。
既存の事に捕われず新しい事にチャレンジしてみましょう。
趣味でも仕事でもビジネスでも!